失敗は「してもいい」ではなく「欠かせない」!ミスを恐れぬ心を手に入れる【失敗の科学】

「失敗」ってイヤですよね。

もう字面がイヤ、響きがイヤ。

失敗した時の事を考えるだけでもキツイのに、実際に失敗しちゃった日にゃあツラさの極みってもんです。

しかし、そんな失敗たちが、実はあなたの味方だったらどうでしょう?

 

「かつての敵は今日の友」と言わんばかりに、我々の脅威から身を守る盾となり、降りかかる困難を打ち払う矛となる

 

「失敗」というものは、そんな可能性に満ちあふれた存在だったのです!

 

ワクワクしてきましたね!

 

ワクワクしないはずはない!!(強制)

 

 

というわけで、今日も元気におはROWDY(ラウディ)!

ROWDYのjadeです。

 

ここではいかにして失敗から学び、どのように活かしていくか。

その具体的な方法をシェアして参ります!

 

先に結論を言っちゃうと、失敗は成長において不可欠な要素なので、どんどん失敗しようぜ!というお話です!

 

ですので、失敗を糧に成長していこうという心意気のある方、そしてどうすれば失敗を役に立てられるのかを知りたい方は是非ご覧くださいませ!

 

参考書籍

 

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同じ失敗を繰り返さない方法

まず、同じミスを繰り返さないようにするにはどうすればいいのでしょうか?

その方法はいたってシンプル。

 

記録を取り、事前に防止策を講じるというやり方です!

 

いや当然やろがい!!

と感じるかもしれませんが(笑)、このシンプルな対策をしていないと、同じミスは繰り返されるばかり。

 

学校や会社で言えば、間違ってしまった事をメモにとっておき、次に同じ状況でどのようにすればミスを防げるのか、事前に考えておくのです。

もちろん先輩や上司に相談しても良いでしょう。

 

大事なことは、同じミスを繰り返さないことです。

失敗に対する姿勢が最も厳しい業界とは

同じ失敗はしてはいけないというのは、どんな業種においても言えることでしょう。

にも関わらず、世間のあらゆる場所で今日もまた、同じミスは起こり続けています。

 

では、そんな失敗に対して最も厳しく取り組んでいるのはどの業界でしょうか。

 

それは航空業界です。

 

はぇ〜って感じもありますが(?)、言われてみればそりゃそうですよね。

パイロットのミスによって飛行機が墜落してしまうような事案がしょっちゅうあるなら、誰も飛行機には乗りません。

今日、飛行機に乗るという事に対して、当たり前に目的地に運んでくれる乗り物として安心して身を任せられるのは、業界全体の取り組みのおかげといえます。

 

過去を振り返れば悲惨な事故はいくつかありますが、その事故をただの過去にせず、データとして蓄積する事によって、次は絶対にミスをしないんだという姿勢が航空業界には強くあります。

 

であるならば、航空業界から学ばない手はありません!

その失敗を繰り返さない為の具体的な方法とは、先程述べた通り。

 

記録をとっておき、事前に防止策を練るという方法です。

詳細に失敗のデータを集め、そこから得られた教訓により練り上げられたシステムで防ぐ。

精神論でミスは防げません!

人は間違うのだということを前提に、ミスが起こりにくい環境を作っていく方が良いということですね。

 

失敗のデータを集める方法

失敗を反省するためにデータが必要なことはわかった。じゃあどうやってデータを集めるの?というお話ですよね。

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、航空機には全てブラックボックスというデータを記録する装置が装備されています。

ほぼ破砕不可のそれは、飛行データとコックピットの音声データを記録しており、事故があった際にはそのブラックボックスから情報を得られます。

 

実際、1912年当時は米陸軍パイロットの14人に8人が事故で命を落としていたのに対して、2014年のジェット旅客機の事故率はフライト100万回につき0.23回というように、大幅に改善されています。

 

ということで、航空業界を参考にしてデータの集め方を検討しましょう!

 

組織編

まずミスの報告があれば、その人を処罰しない

これが大前提になります。

 

そうしないと、ミスは隠蔽され、失敗のデータを蓄積する事ができなくなってしまいます。

 

失敗のデータを蓄積できないとどうなるか。

同じミスが繰り返され、それを隠蔽する為の不正が蔓延し、やがて組織は瓦解します。

 

感情的には難しいかもしれませんが、「罪を憎んで人を憎まず」の精神を持って、個人を責めるのは止めましょう。

 

注力すべきは、どうすればミスを防ぐシステムを作れるのか、です。

 

故意ではないミスを処罰したところで、そのミスはなくなりません。

むしろ状況は悪化します。

ミスを報告して処罰されるとわかっているなら、あらゆる手段で誤魔化され、隠されてしまいます。

 

そうならない為に、わざとではないミスは罰しないという方針を明確に打ち出す必要があるのです。

 

個人編

人は失敗を恐れます。

そして間違いを認めたくない、認められないのが人間です。

しかし!失敗とは成長のチャンス

 

失敗のデータを集めるためにも、発想の転換によって失敗を受け入れられる自己形成にチャレンジしましょう!

 

ここで、その発想の転換に必要な要素を2つご紹介。

 

1.人はクローズドループに陥るということを知る

クローズドループとは、失敗に関わる情報が放置されたり曲解されたりして、進歩に繋がらない状態を指します。

(もともと「オープンループ」「クローズドループ」は制御工学用語とのこと。)

 

レオン・フェスティンガーという社会心理学者の調査から、具体的な例を見てみましょう。

事実の解釈を変え、クローズドループに陥る人達の様子が分かります。

 

シカゴに、ある小さなカルト集団がありました。

教祖的な役割を担っていたのは霊能者を名乗る主婦。彼女は「ある惑星の神のような存在」から、「1954年12月21日に世界は終末を迎える」というメッセージを受け取ったと主張します。

 

そしてその終末を迎える直前、天から宇宙船が現れ、信じる者だけを救うと言うのです。

現代を生きる我々は、その日に終末を迎えなかったという事実は当然知っていますし、その結果嘘が暴かれたのだから、信者は当然居なくなると思いますよね?

 

しかし、結果はそうではありませんでした。

むしろ予想以上に悪いとさえ言えます。

終末の予言が外れた後、なんと彼らはより熱心な信者となったのです。

彼ら信者は「予言が外れた」とは捉えず、自分たちの信仰心によって「危機が回避された」と考えました。

 

つまり、事実の「解釈」を変えてしまったのです。

こうなるともう、予言が外れたという失敗を認める機会を失います。

 

失敗に関わる情報が曲解され、進歩を妨げている。

これでクローズドループの完成です。

 

これはなにも特別な事ではありません。

現代社会において、個人にも組織にも起こり続けていることです。誰にでも起こりうる事なのです。

 

ですから、人は誰でもクローズドループに陥るのだという事を予め知っておき、意識するのが大事だという事ですね。

 

2.わざと間違える

一生懸命取り組んで失敗すればいやな気持ちになるのは当たり前です。

であれば、最初から失敗するつもりでやっていたらどうでしょう?

ほとんどストレスを感じなくて済むのではないでしょうか。

 

「アレをやってもコレをやっても上手くいかない」と悩むのではなく、「どうすれば失敗になるのかを試す」という気持ちで失敗例を積み重ね、逆説的に消去法で成功を導き出すという方法です。

 

実際に失敗できる環境でなければ、事前に想定すればいいだけです。

そんな「究極の失敗型アプローチ」については後ほど述べます。

 

 

ここでの話をまとめると、

人はクローズドループに陥るのだから、最初から間違えるつもりで事にあたり、精神的な安定を図りながら失敗のデータを蓄積しましょうというお話でした!

 

進化とは選択 〜インテリジェントデザインに見る失敗の必要性〜

インテリジェントデザインという言葉をご存知でしょうか。

「知性ある何者か」が意図してこの宇宙を創ったとしか思えないほど、この世界にある物や現象が緻密にデザインされているという考え方の事です。

自然界で見られる、まるで神の意思が介在したかのように感じられるような造形なんかは、まさにそれ!ですね。

 

しかし科学的に見れば、それは選択の結果に過ぎないという結論になります。

生物の進化には目的などはなく、環境に適応した結果そうなっただけだと。

 

こうした適応の積み重ねを、「累積淘汰(累積的選択)」と呼びます。

累積淘汰は、記憶システムがあれば機能します。

 

環境に適応するというのは、結果として適応した者が残っただけで、逆に言えば適応できない者は生き残れなかったということですよね。

 

「適応できない=失敗」を積み重ねる事で、適応する状態を見つけていったわけです。

 

自然界に起こる累積淘汰に記憶システムが必要というのは、人間の成長においてもまったく同じことが言えます。

それは、失敗データの蓄積とフィードバックです。

 

これで冒頭に戻りましたね。

同じ失敗を繰り返さない方法とは、失敗のデータを取り、事前に防止策を講じるというもの。

 

「失敗の記憶=データの蓄積」と「累積淘汰=フィードバック」。

これがなければ進化はありません。

 

行動し、失敗して、その失敗は何が原因で、どうすれば失敗がなくなるのかを考え、それを踏まえて行動する。

それを繰り返すことでのみ人は成長できます。

 

最強の失敗型アプローチ 事前検死とは

途中でチラッと述べました、究極の失敗型アプローチがこちらです!

 

その名も「事前検死(pre-mortem)」

心理学者ゲイリー・クラインが提唱する、プロジェクト実施前に行う検証方法です。

 

実施する前に、あらかじめプロジェクトが失敗した状態を想定して「なぜうまくいかなかったのか?」をみっちり検証します。

 

ただ「失敗するかも」と考えるのではなく、「目標を達成できなかった」「完全にプロジェクトは失敗した」というスタートを切り、チームメンバーでその理由を列挙していくのです。

 

できるだけ多くの理由を書き出し、それを順に発表していく。

そしてその失敗の理由が尽きるまで、とにかく理由を挙げ続けます。

 

事前検死の目的はプロジェクトを中止することではありませんが、失敗の理由を挙げる際に手加減しては意味がありません。

しっかりとプロジェクトが大失敗したという前提で、事前検死を行いましょう!

こうすることによってのみ、プロジェクトの強化が可能になります。

 

まとめ

世の中には、あってはならない失敗に溢れています。

そんな失敗は、「仕方なかった」で済ませていいものでしょうか。

 

会社が倒産して多くの従業員が路頭に迷うような出来事や、人生を台無しにしかねない、取り返しのつかない失敗。

それらにとどまらず、最悪、人の命が失われるような失敗さえも現実に起こっています。

 

今我が国に、いや世界に必要な事は、同じ失敗を繰り返さない事です!

 

その為には、既に起こった失敗から目を逸らさず、糧にしていかなければなりません。

「失敗を活かす」「失敗を無駄にしない」「失敗から学ぶ」という使い古された言葉に込められた想いは、軽んじるべきではないでしょう。

 

この書籍の教訓は絶対に活用しなければならない!そんな決意をさせてくれる1冊でした。

 

書籍の中では、もっとショッキングな事例や重い現実を突きつけられる箇所がありますが、それ故に心を揺さぶられます。

 

ノンフィクションなのに、まるで映画のような感動的なエピソードもあり、読み物としてもシンプルに面白いですよ!

 

そんなわけで、失敗と良い関係を築いていきたいjadeでした!

 

 

ちなみに

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