・スマートウォッチの購入を検討している
という方に向けての内容です。
知っているかどうかで買うか否かが全く変わってくるような、絶対に知っておいて欲しい情報を私の体験談と共にまとめました!
結論から先に言ってしまうと、中華製スマートウォッチには注意が必要です。
その理由、根拠となる体験談とそれらの詳細は下記にありますので是非ご覧ください。
スマートウォッチの相場(ざっくり)
昨今の健康志向の向上や筋トレブームに伴い、スマートウォッチの需要が高まっています。
スマートウォッチに求められている主な機能としては、「睡眠時間・運動量などの計測」、「スマホと連動して通知を表示する」というようなものがあると思います。
日本製のスマートウォッチやアップルウォッチは高機能で信頼もありますが、お値段は相応に高めです。
相場は安くて3〜5万円といったところ。
その点中華製スマートウォッチは1万円を切る価格帯がメインとなっており、機能的にも充実しています。
とはいえ怪しい商品も多く、うかつに手を出すと危険です。
私も実際にそんな商品の被害に遭ってしまったため、今回はその危険性を周知したいと思います。
安いはヤバい
というわけでどうも皆さまおはラウディ!ROWDYのjadeです。
安いものが全部危険だとは申しませんが、それにしてもホームページもろくに用意されていないような、問い合わせ窓口も不明瞭な会社の商品は危険と言わざるを得ません。
Amazonはいまや、怪しい中華製品のオンパレードと化してしまいました。
スマートウォッチに限りませんが、中華製品の多いこと多いこと。
私は品質が粗悪過ぎなければ、そこまで抵抗なく中華製品でも受け入れられる派です。
ひと昔前よりは遥かに品質も向上していますしね。
ですがそんな私でも「これはヤバい!!」と危機感を覚えた商品がありましたので、そのあたりを深堀りさせて頂きます。
充実の機能
商品ページを見ると、値段の割にめちゃくちゃ機能が充実していたりします。
コロナ禍になってからは、体温計測できるものまで出てきています。
先ほどは私、「中華製でも問題ない」みたいなこと申し上げましたが、積極的にメイドインチャイナを求めているわけではありません。
なので商品ページを詳細に確認して、中国感の薄いもの、または日本語の上手なものを探したりします。
具体的には、「日本語にない漢字表記がされているもの」を避けるということです。
そのうえで私は、商品画像の表記が英語のものを選びました。
日本語はところどころ怪しかったので、アメリカ製であることを期待してあるスマートウォッチを買いました。
届いた商品の説明書を見て、結局中華製であることを察するんですが(笑)
期待したアメリカ製ではなかったものの、機能的には申し分ありませんでした。
運動量の計測、ランニングの距離の計測、睡眠時間の計測、LINEの受信通知。
その辺はほぼ違和感なく、計測結果にも不具合は見受けられませんでした。
突如現れた不具合
価格に対して充分な役割を果たしてくれていたその中華製スマートウォッチ。
しかし、突如としてその信頼が崩れ去る出来事が起こりました。
使用開始から数カ月後、ある日突然膨大な通信量を消費し始めたのです!
スマートウォッチでは、計測したデータを管理するためのアプリがそれぞれ用意されているんですが、そのアプリの通信量が急増しました。
普段一ヶ月数10MB〜100MBほどだったのが、数GB食い始めます。
この異常な数値に最初は気付きませんでした。
「なんか今月は早めに通信制限くらうな〜」程度の認識で、まさかスマートウォッチのアプリが悪さをしているとは思い至らなかったのです。
そんなに通信量を消費している原因がわからなかったので、それぞれのアプリで一ヶ月ごとの通信量を調べてみたところ発覚しました。
そのアプリの名は
今回話題にしている、問題のあるアプリ。その名は
Transtek Health
です。
一応ことわっておくと、実際にどんなデータを送信していたのかは定かではありません。
データの中身を解析したわけではありませんので。もしかしたら、悪意のないただの不具合かもしれません。
ただ、事実として申しあげられるのは、一ヶ月で何GBものデータ通信を行っていたということです。
↓証拠画像↓
こんなことがあってはこのスマートウォッチとアプリを使い続けるわけにはいきませんので、すぐにアプリを削除して、スマートウォッチの使用は止めました。
ちなみに私が使用していたそのスマートウォッチは、もうAmazonでは販売されていないようです。
しかし「Transtek Health」というアプリを使用しているスマートウォッチは存在するかもしれません。
同じロゴの別アプリの存在は確認しております。
そして全く同じアプリではなかったとしても、同様の事象が発生する可能性を考えるとノーブランドの格安スマートウォッチには手を出さない方が良いでしょう。
安全で安いスマートウォッチはないのか
1万円を切る価格帯のスマートウォッチは、現状中華製以外で見つけるのは難しいと思います。
その中でもXiaomiのスマートバンドは、値段以上のクオリティを見せてくれます。
とはいえ、やはりかなり安い商品なので、あらゆるモニターの精度に過度の期待は禁物ですが。
例えば睡眠モニターについては、昼間の睡眠はうまく計測できていませんし(Xiaomiさん改善して!)、
レビューを見ると野外サイクリング時の心拍数がうまく測れない場合もあるとの事。
そのあたりを踏まえても安いとは思いますが、精度を求めている方にはオススメできません。
中華性でも安全性が高いと思われる商品はあります。
もし安くてある程度信頼できるスマートウォッチをお求めの方は、Xiaomiのスマートバンドがオススメです。私も使っております。
(追記:結局筆者はXiaomi Mi Smart Band 4を1年以上使用しましたが、特に怪しい挙動、不具合はありませんでした。)
(追記:ヤバげなニュースが飛び込んできましたね。
中国製の携帯電話に検閲機能、リトアニア政府が不買・処分を勧告(外部リンク)
要約すると、欧州で販売されているXiaomiの製品で特定の言葉に対する検閲する機能が見つかったとの事。
ニュース自体は欧州の話ですが、日本向け製品だけが例外とは考えにくいですね。安全性を考えるなら、やはり中華性は避けた方が良さそうです。)
Amazfit(アマズフィット)の危険性は?
人気急上昇中らしいAmazfit(アマズフィット)。
コスパが良いスマートウォッチとして注目されていますね。
ただ、調べてみると少し気になる点があります。
Amazfitは、Zepp Health Corporationという会社が提供している商品なのですが、この会社は2021年2月25日にHuami Corporationから社名変更しています。
そしてこのZepp Health Corporation、先述のXiaomiとはパートナー企業との事。
さすがに製造工程などは知る由もありませんが、Xiaomiで問題視された検閲機能のようなものがあるのかどうか。
そのあたりも踏まえて、Amazfitを使用すべきか検討した方がいいかもしれませんね。
まともなスマートウォッチは3万円以上はする
各機能に精度を求める方、信頼できるものがいいという方は、やはり3万円以上は必要かと思います。
iPhoneユーザーなら、やっぱりアップルウォッチが無難でしょう。
筆者は、その後vivosmart4(ヴィヴォスマート4)というスマートウォッチに買い換えました。芸能人の方も結構使用しているみたいですね。
3万円を切る価格帯なので、コスパ良し!
私も2年以上程使用していますが、ストレスチェックや残り体力の表示ができるので、使用感はイイ感じです!
※現在は私が使用しているvivosmart4が手に入りにくいようですが、今のところ最新版のvivosmart5なら在庫があるようです。
スマートウォッチを買う前に
個人的な意見ですが、スマートウォッチに求める細かい機能うんぬんの前に、最低限必要なチェックポイントがあります。
それは、2点。
電池の保ち
睡眠時の付け心地
いろいろ調べていると忘れがちな基本要素です。
あまりにもこまめな充電が必要だと煩わしいし、睡眠時の付け心地が悪いと、寝る時に付けていられない。
心拍数計測や睡眠管理の為に、常に装着している事を考えると軽視できないポイントだと思います。
その点、Xiaomiのスマートバンドはざっくり10日以上充電が保ちますし、コンパクトなフォルムなので装着時の異物感もありません。
高機能なものはディスプレイが大きいので、その分電池の消費も大きいです。
ですので、そのあたりは求める機能と相談ですね。
まとめ
というわけで恐怖の中華製スマートウォッチについて語らせて頂きましたが、もちろん私が使用していたその商品がダメだっただけで、探せば安くて良い物もあると思います。
とはいえこんな世界情勢ですし、チャイナリスクを考えると中華製の商品は気軽に使用していいものか悩みどころですね。
私も使用時には、アプリの権限はかなり制限しています。
せっかくの機能が不便になる側面もありますが、不穏なデータ送信リスクを思えば、付き合い方も考える必要がありますよね。
と、半分ネガティブキャンペーンになってしまいましたが、スマートウォッチは便利なので是非使ってみてはいかがでしょうか?!(ムリヤリ感)
jadeでした!