おはラウディ!ROWDY(ラウディ)のjadeです。
今回のテーマは「プレゼンでどうやったら緊張しないか」。
いやーこれ、みなさま一度は悩むテーマじゃないですか?
会社員なら上司や取引先に向けての発表、学生なら授業やゼミでの発表、就活なら面接の自己PR。避けたくても避けられない。
でも正直に言います。
緊張をゼロにすることは不可能です。人間は「人に見られる」と本能的にアガる生き物ですから。
ではどうしたらいいか?
結論:「役を演じる」!
これです。
プレゼンは芝居
「役を演じる」って聞いて「いやいや、演技なんて無理」って思いました?
でも考えてみてください。
人前で話すのって、そもそも「日常」じゃないですよね。
マイク持って、前に立って、みんなの注目を浴びる。これってもう舞台と同じです。
だからこそ、自分そのままで勝負しなくていい。
むしろ「役」として舞台に上がったほうが自然です。
たとえば、スティーブ・ジョブズ。黒のタートルネックで語るあの人。
あるいはTEDのプレゼンター、有名塾講師などなど。
みんな個性は違うけど、共通して「観客を意識した話し方」をしています。
そして芸人さんもそう。
普段はめちゃくちゃ無口なのに、舞台に立つと急に饒舌になる人って結構います。
でもそれでいいんです!
舞台の上で輝ければ、それがプロってもんですから。
プレゼンも同じ。自分そのままじゃなくていい。
「今日はプレゼンター役」と割り切って、その時間だけ役に入り込めばOKです。
真似するのは「雰囲気」
じゃあ役を演じるって具体的にどうするか?
ここで大事なのは 「雰囲気を借りる」 ことです。
内容をパクるとか台本をコピーするんじゃなく、見た目や立ち居振る舞いをちょっと真似するんです。
- 声:普段よりワントーン大きめ、はっきり。
- 目線:前を向く、たまに左右を見る。観客をなめるように。
- 姿勢:胸を張るだけで説得力アップ。
- 手の動き:ジェスチャーを入れると熱が伝わる。
- 間:あえて一瞬止まる。これだけで「余裕ある感」が出る。
これって、普段の自分だと意識しないことばかり。
でも舞台用の「役」と考えれば、意識して当たり前の項目に早変わり!
よく「人は見た目が9割」って言いますけど、あれガチです。
相手は内容の前に雰囲気で判断する。
逆に言えば、ちょっと雰囲気を整えるだけで「この人話せる!」と見てもらえる。
だから、まずは「見せ方」に集中してみてください。
話の順番は「結論→根拠→事実」
外側が整ったら、中身もシンプルに整えましょう。
そのとき便利なのが 「結論→根拠→事実」 の順番。
- 最初に結論をドン!「今日伝えたいのはこれです」
- 次に理由。「なぜならこうだから」
- 最後に例やデータを見せて裏付ける。
この順番は相手にとってわかりやすいんです。
「結局何が言いたいの?」と迷子にならない。
逆に、やりがちなのが「事実から始める」パターン。
延々と例やデータを話して、最後に「だから~という結論です」。
これだと聞き手はしんどい。「で、オチは?」ってなっちゃいます。
だからプレゼンは逆三角形。
結論から落とし、根拠で支え、事実で補強。
これが鉄板です。
緊張は消すんじゃなくて飼い慣らす
さあ、そして最大の敵「緊張」。
これにどう向き合うかが勝負どころ。
まず大前提として。
緊張は悪じゃない。
むしろ「適度な緊張」は集中力を高めてくれます。
問題は過剰に震えたり声が裏返ったりするレベルの緊張。
ここで効くのが 「失敗してもいいや」 という考え方。
人って「絶対成功させなきゃ!」と力むと、一気に緊張します。
でも「まぁ失敗しても死ぬわけじゃないし」と思えた瞬間、不思議とラクになる。
そして思い出してほしいのが、今日は「役を演じる」んです。
失敗したら、それは「自分」が失敗したんじゃなく「役」が失敗しただけ。
「今日はジョブズ役だったけど、ジョブズさんがちょっと噛んじゃったなー」で終わり。
責任転嫁&正当化!です。
さらに本番直前にできる簡単な儀式もおすすめ。
- 深呼吸を3回(吸うより吐くを意識)
- 肩を回して体をゆるめる
- 「今日は○○役」と心で宣言する
これだけで心と体がスッと軽くなります。
練習は「役に入り込む稽古」
最後に練習法について。これもまた大事なお話。
ただ用意した台本を読むだけじゃダメです。
本番さながらに「役になりきる稽古」 をしてください。
例えば、鏡の前に立って身振り手振りを確認する。
スマホで録画して自分の声や表情をチェックする。
実際の本番をイメージして、立ち位置から目線の動きまで全部シミュレーションする。
俳優が舞台のために稽古するのと同じです。
「プレゼンも舞台だ」と思って練習すると、全然仕上がりが変わります。
しかも不思議なことに、練習を重ねると「役」と「自分」が少しずつ馴染んでくるんですよね。
最初は「真似してる感」が強くても、そのうち自然体になっていく。
これができたらもう無敵。
まとめ
というわけで、今日のまとめ!
- プレゼンは自分を出す場じゃなく「役を演じる場」
- 真似するのは内容じゃなく、声・姿勢・目線などの雰囲気
- 話は「結論→根拠→事実」の順番でシンプルに
- 緊張は「消す」んじゃなく「役の一部として飼い慣らす」
- 練習は稽古だと思ってやると本番で爆発力が出る
えらっそーに語りましたけど、ここまで読んでくれてありがとうございます!
緊張って完全にはなくならない。でも「役を演じる」と考えるだけで、確実にラクになります。
自分を見せるより、役を通して魅せたほうがよっぽど伝わります。
というわけで、あなたもぜひ今日から「プレゼン役者」として舞台に立ってみてください。
次回も暴れていきますんで、よろしくどうぞ!
jadeでした!
(今回の内容と質疑応答を、音声メディア「stand FM」でも語っております!
よろしければ下記リンクからチェックしてみてくださいませ!)

