どうもどうものおはラウディ!
ROWDY(ラウディ)のjadeです。
今回は「演技力って何?」を全力で語っていきます!
俳優、声優、舞台役者…そして演劇好きなあなたにこそ届けたい内容でございます。
演技力の定義
よく「演技力がある」って言うけど…
具体的に何のこと?声がデカいこと?泣けること?それとも顔がいいこと?
AIに聞いてみたら、こんな答えが返ってきました。
「演技力とは、役者が役柄の感情・思考・人間性を、観客にリアルかつ説得力を持って伝える総合的な能力」
うん、正しい。でもちょっと漠然としてますよね。
なので、jade流にもっとわかりやすく切り分けます。
演技力はこの3つでできている!
私は演技力を、以下の3つに分けて考えています。
- 技術力
- 表現力
- 役入力(やくにゅうりょく) ←(jadeの造語です
① 技術力
例えるなら「演技の基礎体力」。
発声、滑舌、声量コントロール、再現力…これらは筋トレみたいに鍛えられます。
たとえば「この前やったシーンをもう一度やって」と言われて、精度高く再現できるのも技術力の一部。
つまり、演技の“骨格”を作る部分ですね。
② 表現力
これはアウトプットの力。
事前に作り込んだ役作りや感情を、舞台やカメラの前でどう外に出すか。
大げさに言えば、「その人自身の魅力」が丸出しになる部分です。
俳優に限らずとも、現代人ならTikTokやYouTubeで鍛えられている人もいます。
つまり、カメラ前で自然に振る舞えるのも立派な表現力。
③ 役入力
今回のキモ。
役入力=「役を入れる力」であり、「役に入る力」でもある。
もっと噛み砕くと、役作りをして、その役の人生を生きる力。
舞台上で生きているのは本人ではなく、あくまで“その役”であるべきです。
役柄の背景、性格、生き様を理解して、自分の体と声で再現する――
これができないと、ただの“その人”が決められたセリフを言っているだけになっちゃいます。
3つの力で演技を分析してみる
この3つを知っていると、他人の演技を見たときにこういう分析ができるようになります。
- 「この人、表現力はバケモノ級だけど役入力が弱いな…」
- 「逆に役入力めっちゃあるけど、外への出し方(表現力)が足りないな…」
結果、好き嫌いの理由も明確になるわけです。
「世間では高評価だけど、自分はピンと来ない…」
そのモヤモヤの正体も、この3つの軸を意識すれば明確に説明できるようになります。
なぜ役入力が大事なのか
表現力があれば舞台映えはします。
でも、「役として見えるかどうか」は別問題。
例えば、どんな役をやっても「本人にしか見えない」人っていますよね。
それはそれで魅力ですが、物語世界に没入したい観客からすると、ちょっと興ざめすることも。
だから、物語を“生きる”ためには役入力が不可欠なんです。
現代のキャスティング事情
テレビドラマや映画、そして舞台では、役者以外の人も多くキャスティングされます。
(アイドル、モデル、芸人など)
彼らは往々にして「表現力」で評価されます。
発声や滑舌などの技術は後から鍛えられますが、表現力の天才肌は最初から光りますからね。
ただし、長く第一線で活躍するためには…やっぱり役入力が必要になってくる。
ここが武器になると、役者として一気に深みが増します。
まとめ
演技力=
技術力 × 表現力 × 役入力 の総合力!
- 技術力 → 鍛えれば伸びる
- 表現力 → アウトプットする力(持って生まれた部分も大きい)
- 役入力 → 役として生きる力
この3つを意識すると、自分の演技も、他人の演技も、驚くほどクリアに見えてきます。
役者志望の人はもちろん、観客としても新しい楽しみ方が見つかりますよ!
めちゃくちゃ奥が深いこの世界――
これを知ったら、もう「なんとなく良い演技」じゃ満足できなくなるかもしれません。
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チェックして頂けると泣いて喜びつつ感謝申し上げます!!

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