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リコリス・リコイルの面白さと人気の秘密が解明できました。【後半ネタバレあり】

ということで(?)、満を持してリコリス・リコイルについて語りまくります!

前半はネタバレなしの作品紹介をしつつ筆者の好みに触れ、人気の理由を探り、後半ではネタバレを含みながらこれまた人気の秘密を更に究明!

(目次にはネタバレありませんのでご安心ください)

 

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リコリス・リコイルとは?概要とオススメポイント

リコリス・リコイルとは、2022年7月〜9月に放送された大人気アニメです。

Twitterでもよく話題に上がっていたので、放送を観ていなくても名前は知っているという方も多いのではないでしょうか。

 

「実際どうなの?面白いの?」と疑問な方は、第1話冒頭の1分30秒だけでもご覧下さい!

好みに合う人なら、そこを観るだけでも「面白くなりそう!」と感じられるハズ。

 

ところで私jadeは、世界的に有名なゲームデザイナー小島秀夫監督のTwitterアカウントをフォローしているのですが、そこでリコリス・リコイルが惜しげも無くガンガンに推されているのを見て視聴したクチです。

 

そしてそれは正解でした。

 

ジャンルはなんというんでしょう…

特殊部隊をクビになった少女が復帰を目指して奮闘する一方、新たなパートナーにまつわる謎が少しずつ明かされていく青春プチ百合バディテロリスト撃退アクション?みたいな感じです!(強引)

 

Twitterでも言いましたが、例えるならば海外ドラマのバーンノーティスをカワイイキャラデザでRE:BORNした感じです。

 

完全に把握しましたよね?

 

RE:BORNはもちろん大人気漫画の家庭教師ヒットマン…のことではなく、日本が誇る最強のアクション俳優兼現代忍者である坂口拓さん主演の映画の話ですよ。

 

「バーンノーティスもでRE:BORNも知らん!」って方は気にせずリコリス・リコイル観て下さい。(例えの意味なし)

 

ネット上の評判

 

こんなに人気で、至高のゲームクリエイターが絶賛する作品であっても賛否両論が生まれています。

 

私個人的にも、もちろん最高の作品であったと胸を張ってオススメできるんですけどね。

 

あえて悪いクチコミをピックアップしてみますと、こんな感じでした。

・中身がない
・1話の途中で飽きた
・近年で、最後まで見てひどく後悔したアニメNO.1
・百合風JK描きたいだけ
・ただのステマアニメ
・ストーリーは正直クソ
・真面目にアニメ見るやつほど雑さと適当さに気付いてしまう

 

アンチが集まりそうなスレにあった内容なのでお察しですが、こういう意見もあるということですね。

 

ちなみに私は普段バキバキにアニメ観る勢ではないので「真面目にアニメ見るやつ」ではないかもしれませんが、映画はバリバリ観る勢なので映像作品には真摯に向き合っているつもりです。

 

その上で面白いと感じましたので、個人の感想というのは本当に人によるんですねぇ。

 

とはいえ、少なくともリコリス・リコイルという作品は多くのファンを生んだ人気作品であることは間違いありません。

 

最終回である第13話放送の1週間後、「リコリコ14話」がTwitterでトレンド入りするほどですから。

 

「こういうのでいいんだよ」的な王道展開が多めなので、そういうのを求めてない、奇想天外ストーリーがお好みの方には確かに刺さらないかもしれませんね(笑)

 

リコリス・リコイルの良いところ=人気の理由

私jadeの個人的に好みな部分と、世間的に評価されている部分を挙げました。

並べてみると、人気になる理由がわかりますね。

 

1話完結っぽい作りになっている

普通にストーリー展開しているので1話完結ではないんですが、1話ごとに話の区切りがスッキリしているのでとっても見やすいです。

話の終わりのヒキで意地悪な切り方をしないので、そこも高評価ですね。

 

エンディングへの入り方が神

エンディングへの入り方は、シティハンター以来の美しさと言っても過言ではありません。

その話のラストシーンにED曲のイントロを重ねていくスタイルがガッチリとハマり、感動を数倍にしてくれます。

 

てかClariSさんのオープニングテーマも最高です。

 

伏線・考察要素が随所にある

後々の展開に効いてくる伏線がちょくちょく挟まれています。

ちょっとだけ引っかかっていたそれは、ここと繋がってんのね!みたいなのとか、コレは前にあったこの話と繋がるのね!みたいなのとか。

そしてそれらが全13話という、ちょうどいいボリュームで消化されるのでテンポがバツグンでございます。

 

百合バディものである

ネットで多数の支持を集めているのが百合(女の子どうしのイチャイチャ)要素。

個人的には別に百合要素はどっちゃでもいいんですが(笑)、キャラクターの対比としてバディものである事は作品において重要な意義があると思います。

おちゃらけキャラとクールキャラというありがちな形ではありますが、それゆえに期待を裏切らないアツさを生み出しています。

関係性の変化にも要注目!

 

アクションシーンがガチ

作品の性質上、結構アクションシーンが多めなんですが、迫力とスピード感があって素晴らしいです。

そしてなんといってもガンアクションが見どころなんですが、銃の構え方とかポジション取り(っていうのか?)、クリアリングやリロードの仕方がもうガチです。

女子高生と銃というフィクション感満載の組み合わせに、リアルな動作を掛け合わせることでバッチグー(死語)な臨場感が演出されています。

 

キャラが立っている

アニメに限らず、物語におけるキャラクターというものは人物像がハッキリクッキリしている程、作品の完成度に影響を与えます。

その点でリコリス・リコイルはかなり洗練されていると言えるでしょう!

主人公2人の性格の対比はもちろん、脇を固める喫茶リコリコの面々やDAの人々、対立する人物らのどれをとってもキャラクターがしっかりと描写されています。

 

個人的には、喫茶リコリコの店長ミカがカッコ良くてお気に入りです。

 

演技力が神。アドリブもすごい

正直私、声優さんの演技の善し悪しなんてほとんどわからないんですが、それでもこの作品の演技力の素晴らしさはわかります。もう絶賛せざるを得ない。

 

特に主役である千束役の安済 知佳さんが凄い!

キャラクターにバッチシピッタリの空気感を纏い、呼吸ひとつとっても全てが千束そのもの。

テンション高めのキャラではありつつも、その中で感情の起伏がしっかりと読み取れます。

 

そして喫茶リコリコのメンバーによるアドリブがまた良いんです!

特にミズキ役の小清水 亜美さんは完全にキャラが憑依してますね。台本にない部分もしっかりとミズキ感をキープしながら演じておられて、声優さんの凄みが伝わってきます。

 

この辺の裏話はリコリコラジオでお確かめ下さい!

YouTubeで視聴できますよ!

 

Amazonプライムで見れる

「じゃあ結局、話題のリコリス・リコイルはどこで観れるの?」って話ですけども。

Amazonプライムや、U-NEXTで観ることができます。

筆者は映画好きなので元々Amazonプライム会員だったんですが、そこで観られるのはデカかったですね。会費も安いし。

新刊で漫画読んだり、新作映画も積極的に観る、という方ならU-NEXTの方がいいかもしれませんね。

 

この後の記事ではネタバレが含まれるので、まだリコリス・リコイルを観ていないという方は是非この機会にご覧下さい!

 

既に上記のような視聴環境が整っている方はもう今すぐ観て!冒頭の1分半だけでも!(笑)

 

 

このあとはネタバレを含みます!

ここからはネタバレ含む伏線を紹介して、よりリコリス・リコイルを楽しめるものにしていきたいと思います!

 

未視聴の方は先にリコリス・リコイルを全話観る事をおすすめします。

全13話ですから、あっちゅー間ですよ!

 

 

 

 

 

 

 

人気の理由(ネタバレあり)

伝説のパンツ回

最も物議を醸したと言って差し支えない、この回に触れない訳にはいかないので、最初に解説しておきましょう!

 

パンツ回は第何話なのか、水着回は?という疑問もあるでしょう。優れたキャラデザゆえ、そんな声も聞こえてきます。

 

それは第4話、Nothing seek, nothing findです。

※リコリス・リコイルに下着回はあれど水着回はありません。

 

ひょんなことからたきなの下着が男物のトランクスであることを知った千束が、たきなをショッピングに連れ出すという話です。

 

他人に決められたものを身に着けるのではなく、「自分の事は自分で決める」「自分で好きな事を選ぶ」という事をたきなが千束に教えてもらう、重要な回です。

 

この「自分で決める」という自由意志の確立は、リコリス・リコイルにおける主題とも言える部分。

たきなの成長に関わるターニングポイントですね。

 

そして大事な事がもう1つ。

今後の展開を示唆する要素でもある、喫茶リコリコの店長ミカについての事です。

 

千束がたきなに「なぜ男物のトランクスを履いているのか」と聞くと、「店長に下着の好みを聞いたから」と答えます。

つまり、店長ミカの恋愛対象は男性であるという事が示されているんです。

その答え合わせは、のちの第7話で明かされます。

 

下着回と言えど、ただのアニ豚ホイホイではありません!

私らがブヒブヒ言うとる間にも、こうやって大事なストーリーが展開しているというワケですわな!素晴らしい。

 

ミカとシンジ

こちら、百合豚だけでなく腐女子にも配慮の行き届いた作品となっております。

 

マッチョメンのミカ、ちょい枯れのシンジ。

どちらも低音ボイスに渋いキャラ。

放っておいたら間違いなく腐女子にカップリングされるであろう組み合わせを、事前に公式でくっつけるという名采配!

 

元恋人が再会するも、最終話での切ない結末。

2人が見せる、千束に対するそれぞれの形の親心。

 

リコリス・リコイルにおいて吉松シンジは敵役ではありますが、魅力的なヤツですよまったく。

ミカは言わずもがなですがね。

 

アラン機関の謎

作中に登場するアラン機関。

吉松がキーパーソンとして立ち回っているものの、1話から13話で明かされたアラン機関に関する情報はごくわずかでした。

 

真島が千束に対して、「一緒にアラン機関をぶっ潰さないか?」と提案するシーンもあり、視聴者としては今後の展開を期待せずにはおれません。

その辺りの謎を残し、考察する余地がある事もファンの心を掴んで離さない魅力のひとつと言えるでしょう。

 

 

 

 

ネタバレここまで

まとめ

念の為、ここでもネタバレは避けたいと思います。

人気の原因があらかた明らかになりましたね!まとめるとこんな感じになりした。

・1話完結っぽい作りになっている
・エンディングへの入り方が神
・伏線・考察要素が随所にある
・百合バディものである
・アクションシーンがガチ
・キャラが立っている
・演技力が神。アドリブもすごい
・Amazonプライムで見れる
・パンツ回がある

そしてなにより、人気作品には賛否両論がつきものです。

ここまで分析すると、要素的にはそら人気になるわな、といったところ。

とはいえ、要素だけでは充分とは言えません。

 

それらのパーツに対してテンポの良いストーリー展開と、作画、アニメーションの良さがあってこそです。1話から最終話までぶっ通しで魅力的なのは驚くべき事ですよね!

これはもう観るっきゃない!

1度観た人も、2週目3週目行っちゃいましょう!!(私はこれから3週目)

 

皆様、良きリコリコライフを。

 

jadeでした!