皆さんどうもおはROWDY!
ボーカルのyuki です!
皆さん小説とか読んだりしますか??
私はですね小学生とか中学生あたりの頃はライトノベルってやつを読み漁ってました。(今ってライトノベルってジャンルまだあるんですかね…?)
角川スニーカー文庫とか、富士見ファンタジア文庫とかね。(書いててびっくりするぐらい懐かし過ぎて悶絶してます)
その中でも私ソードワールドとか好きだったりしたんですが、色んな小説の中でも『ゴーストハンターシリーズ』が好きでして、特にシリーズ最初の作品『ラプラスの魔』は度肝を抜かれた小説でした。
そして、あの山本弘さんの長編デビュー作だったと思います。
そのあと私はゴーストハンターシリーズの『パラケルススの魔剣』とか、テーブルトークRPGはやらないのですが、RPGリプレイである『黒き死の仮面』とかをガッツリ読んでました。(RPGリプレイとか昔めちゃくちゃあったけど、今はどうなんでしょう?)
そして『ラプラスの魔』の簡単なあらすじなんですが、1924年のアメリカの片田舎であるニューカムという町にある幽霊屋敷が舞台のファンタジーホラー小説です。
この田舎町で2人の少年のバラバラ死体が発見され1人の少女が行方不明になる事件が発生し、その事件を追って物語が進んでいきます。
このあらすじだけでもかなり良いのですが、私の中で当時『なるほど、俗に言う魔術や超能力ってやつはこういう仕組みなのね』と思った内容がありまして…超衝撃的だったので紹介します。
普段外を歩いている時に道に蟻がいるかどうか気にして歩いているか?
そこに確実に蟻が存在していたとしても、自分が『認識』しない限りはそこにいないのと同じ。
では逆に、蟻がそこに存在していたとして、蟻はそこには存在しないと自分が『認識』すれば、蟻はここからいなくなるのではないか。
それを利用すれば、目の前に『火のついた蝋燭』があったとして、自分がそれを『火のついていない蝋燭』だと『認識』すれば、それは『火のついていない蝋燭』になるだろう。
みたいな感じの事を書かれていたと思うんです。(嘘だったらごめんなさい)
これを読んだ少年時代の私は『あぁー、そういう事!!完全理解!!』となって、毎日スプーン擦ってました。
とまぁ話を戻しますと、この小説は元々PCゲームをノベル化した物なんですが、更にその後SFCでも発売されまして、今回紹介したいのがSFC版の『ラプラスの魔』なんでございます!!
ラプラスの魔
小説の初期のイラストは結城信輝先生で、途中からゴーストハンターシリーズのイラストは弘司先生が手掛けられていました。
私お二方のどちらも大好きなんですが、特に弘司先生の描く主人公『草壁健一郎』めちゃくちゃカッコいいです。
SFC版のパッケージイラストも弘司先生が担当されていて、もうジャケ買いレベルです。
ジャンルはホラーRPGとでも言いましょうか、そんな感じです。
ただ、そこら辺の雑魚敵を倒してレベルを上げて…みたいな感じではなく、町の人から依頼されるクエストを攻略して経験点と呼ばれるポイントをゲットして、キャラクターを育てていきます。
ソードワールドSFCとかと同じスタイルですね!(知らなかったらごめんなさい)
あっ、もちろん敵を倒しても経験点は得られるのですが、クエストと比べるとめっちゃ少ないので、割に合わない感じです。
そして他にも幾つかユニークなシステムがあるんですが、そのうちの1つが敵がお金を落とさないんです。
じゃあ、どうするねん。って話なんですが、なんとこのゲームには職業というシステムがありまして、『ジャーナリスト』と言う職業だとバトル中に写真を撮ることが出来るんです!
そして物語の舞台となる幽霊屋敷で遭遇する幽霊や魔物とかを写真に撮って、町でその写真を売ってお金にするという、世界観にピッタシハマったシステムとなっております。
そら幽霊が写った写真だったら高値で買い取るでしょう!って話ですよ。
そしてこのSFC 版『ラプラスの魔』ですが、2022年6月時点だと結構なプレミア価格になってるみたいです…!
が、時折入る弘司先生のグラフィックを見れる事を考えると全然割りに合っちゃうんだなぁ、これが!!
気になった方は小説も是非お読みください。
あんなに重い空気感、湿度とかを感じた事は無いと言えるぐらいワタクシ没入できた作品なので、とてもおすすめでございます。
それでは!
今回紹介したのはSFC版
『ラプラスの魔』
でした!!
ではでは!!