どうも皆さまおはラウディ!
ROWDYのjadeです。
なぜ転売ヤーは不要か。撃滅すべきか。
皆様も一度は考えた事があるのではないでしょうか。もしくは、転売ヤーによって苦しめられた経験もあるかもしれませんね。
転売って何が悪い?
転売ヤーって犯罪者?
それとも必要悪?
今回はその辺についてバシッと語って参ります。
転売の定義 〜善と悪〜
まずは問題点の整理ということで、基本に立ち返りましょう。
転売とはなにか?
てん‐ばい【転売】
[名](スル)買い取った物を、さらに他に売り渡すこと。またうり。「土地を転売して差額をもうける」
goo辞書によれば、上記の意味との事。
これだけだと問題なさそうです。
多くの人が迷惑しており、ヘイトを集めている転売というのは買い占めを行ったうえでの高額転売ではないでしょうか。
いまや一般的に「転売」というと、このイメージですよね。
転売のイメージが貶められたのは、いわゆる転売ヤーのせいです。そうに違いありません(#^ω^)
と、感情的に語るだけではいけませんので、別の側面も見ておきます。
自分の為に購入したものが不要になり、適正価格(例えば定価以下)でフリマなどに出すのは、良い転売です。
あとは「せどり」なんかも、健全な流通をサポートする役割があると考えられます。
※せどり…大手中古本屋さんで見つけた希少価値の高い古本を、必要としている人へネットなどで売る事。
ちなみに私がせどりを知ったのはビブリア古書堂でした。(どうでもいい情報)
そんなわけで、ここで主に語っているのはいわゆる悪質な転売ヤーについてであり、古物商として真面目にやっている方を非難するものではありません。
転売ヤーが嫌われる3つの理由
転売ヤーが嫌われている理由、そして転売ヤーが不必要である理由というものがあります。
1 何の役にも立っていない(むしろ害悪)
2 流通妨害=利益の奪取
3 悪質さが青天井=道徳心の放棄
それぞれ解説します。
1 何の役にも立っていない(むしろ害悪)
転売ヤーたちがやっている事は、まっとうな仕事と言えるでしょうか。
…否!
彼ら転売ヤーが今この瞬間に絶滅しても、誰も困る人はいません。
本来、社会に存在する仕事というものは、それを必要としている誰かから対価を受け取り、商品やサービスを提供しているものです。
転売ヤーはそこに横入りして、利益を掠めとるアンチクショーと言って差し支えありません。
2 流通妨害=利益の奪取
そう、彼ら転売ヤーは正当な流通を妨害しているのです。
転売ヤーは生産者Aさんから消費者Bさんというシンプルな構図に割り込んで、不当に利益をぶんどっています。
AさんからBさんに渡れば最低限の価格で済むのに、転売ヤーが割り込む事で無駄な費用が発生します。
その費用こそが転売ヤーの利益ということですね。
で、それが必要経費なら消費者も納得せざるを得ませんが、そうではないのが実情です。
本来は消費者の手に渡るハズだったものを転売ヤーが買い占めて、充分だった供給量を強制的に絞り、価格をコントロールしているという点が、転売ヤーが嫌われている理由のひとつです。
Yahoo知恵袋のベストアンサーでわかりやすい説明がされているので、よかったら読んでみてください。
3 悪質さが青天井=道徳心の放棄
2でも申し上げましたが、転売ヤーは買い占めて価格をコントロールしています。
(生産者でもないのに)供給量をコントロールする為に、消費者の手に渡る前に奪い取ってしまっているわけです。
記憶に新しいところでは、コロナ禍においてマスクや消毒用アルコールが転売ヤーの餌食になりましたね。
もちろん個人の買い占めもあったでしょうが、転売目的の買い占めがなければ当然供給量はマシになっていたでしょう。
後に政府が法的に規制したものの、これは深刻な問題です。
そして「それによって儲けている人間がいる」という事実が、別の「これから儲けたい人」に波及し、新たな転売ヤーを生み出してしまいます。
道徳、倫理を無視した、利益追求最優先の転売ヤーを再生産するという地獄。
「法を犯さなければいいじゃないか」という意見もありますが、現状転売ヤーが行っているのは【適法】ではなく【脱法】です。
つまり、法の抜け目を狙ったやり方に過ぎません。
認められているやり方ではなく、法規制が難しいグレーゾーンを攻めているやり方なのです。
それでも「法律違反でなければ問題なかろう」という考え方もありますので、もし転売ヤーがそこまで言うなら何も言うことはありません。
倫理を破壊しながら、リスクを冒して金儲けにひた走るその様を反面教師にするだけです。
まともな転売とは?(ちょっとフォローしておく)
ここまで言っておいてなんですが、この世の転売、その全てが悪だと断じるつもりはありません。
実際、まともな転売によって助けられている方もいると思いますし。
そんなパターンもあるので、そこだけ抑えてフォローしておきたいと思います(笑)
たとえばせどり。
これは上でも触れましたが、目利きできる人が希少価値の高い物をどこかしらから手に入れ、それを必要としている人に売るというものです。
これはWin-Winですよね。売れ残っていた物に対して、価値がわかる人の目に触れるようにして、流通させてあげる行為なわけですから。
あとは自分では手に入れられない人のお手伝いをするような、輸入代行とか。
これも正規のルートであれば、必要としている人が(多少の手数料がかかるにしろ)適正価格で手に入れる手段として不可欠です。
あとはリサイクルショップもそうですね。
不用品を買い取って、メンテナンスを施し、それを必要としている人に売る。環境にも良さそうです。いや、きっといい。
そんな感じで、今は「転売」という言葉そのものにヘイトが集まってしまいましたが、そもそもは別に悪い行いの話ではなかったということですね。
まとめ
純粋に欲しがっている人がたくさんいるから品薄になっているのと、転売ヤーが買い占めているから供給量が足りなくなるのとは全然話が違います。
話をわかりやすくする為に、今回はあえて転売ヤーという蔑称を使用し、真っ当な転売とは分けて解説してみました。
私自身、Nintendo Switchが手に入らなくて泣かされましたからね〜。
絶対正規のルートで手に入れたろうと思っているので、意地でも転売ヤーからは買いません!
私jadeは、彼らは必要悪でもないと考えています。
悪質な転売をなくすには、まずは転売ヤーから物を買わないこと。
そんな基本を皆で抑えて、この世の中をもう少しクリーンにしようじゃあ〜りませんか!!
「Switchとかグラボとか買い占めないでくれよ〜頼むよぉ〜」なjadeでした!