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【凪待ち】見ていて苦しくなる、香取慎吾さん主演映画!最高の演技力で魅せてくれます【ネタバレなし】

香取慎吾さんが出演されている作品は数あれど、こんなにも胸が苦しくなるような、辛い気持ちになる映画はかつてあっただろうか。

 

そんな想いにさせてくれる、出演者らの迫真の演技にブチのめされてしまうこと請け合いの作品がこちら!

 

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凪待ち

 

というわけでどうも皆様おはラウディ!ROWDYのjadeです。

 

ネタバレなしでご紹介します!

この映画は、「人間の醜さを突き詰めた先に見える本質」のようなものを描いた作品だと感じました。

 

なので、見ていて気持ちの良いシーンはあんまりありませんし、めっちゃスッキリするような映画でもありません。

 

しかし!

私はこの展開、演技、結末、どれをとってもめちゃくちゃ良い仕上がりだと思いますので、是非ご覧頂きたい作品でございます!

 

あらすじ・概要

主人公はギャンブル中毒(競輪大好き)の男、郁男。

彼はシングルマザーの恋人・亜弓と長年付き合っていた。

 

リストラされて仕事を失った郁男は、亜弓の故郷に引っ越す事になり、そこで仕事を紹介してもらう。

 

ギャンブルを辞め、心を入れ替えて生活し始めるかと思いきや、しっかりとまたギャンブルにハマる郁男。

 

その後事件が起き、拍車をかけて郁男の人生はガタガタになっていく…。

 

感想・評価

こうやって見ると、郁男さんなんにも良い事がない…(汗)

自分のギャンブル依存が招いた事とはいえ、ちと可哀想な境遇です。

 

ホントにもう「そっちに行かないで!」という方向にドンドン進む主人公郁男くんは、見ていて辛くなっちゃいます。

けれどもそんな人間臭さこそがこの映画の魅力でもあります。

 

また、日本中を夢中にさせたあの香取慎吾さんが、そんな泥臭い役を演じ切れるのがスゴいポイントですね。

人間の底辺と言って差し支えないクズっぷりを、見事に表現しています!

 

「喪失と再生」がテーマとの事で一応確かに救いはなくもないのですが、冒頭から終盤までここまで堕ち続ける主人公も珍しいというくらいにキツイ展開の連続です^^;

 

だからこそ出演陣の演技力が光るとも言えます。

 

私は特に、香取慎吾さんとリリー・フランキーさんの絡みが大好きですね。

お二人のシーンはいくつかあるんですが、どこも良い空気感が出ております。

 

 

映画としてはシンプルなエンタメな性は低く、作品性が高めなので評価は別れていますが、個人的評価としては、邦画の中ではかなり上位に食い込む作品です!!

 

ただ、観る人によっては気が重くなる映画である事は間違いないので、コンディションは整えてからご覧頂く事をおすすめします(笑)

 

作品情報

【上映時間】124分

【公開年】2019年

【監督】白石和彌

【キャスト】香取慎吾、西田尚美、リリー・フランキー、恒松祐里 他